野付半島|川北温泉|川湯温泉 御園ホテルハーフバイキング源泉まつり
 川北温泉
キャラバン隊は野付半島をあとにして、ミルクロードと呼ばれる直線が長い国道244号(左写真)を走って向かった。
この国道(右写真)は思わずスピードを出し過ぎてしまうほど、何処までも続く真っ直ぐで長い道!
しかし、途中にオービス(自動速度違反取締装置)が設置されているので気を付けよう!
国道を15分程走った所の金山橋手前左に悪路ではあるが、川北温泉に通じる林道がある。
ここから約5km山奥に秘湯はある。
ちなみに5月下旬〜11月上旬の期間しか行けないのだ。
昨年は、林道途中にて崖くずれがあり、殆ど閉鎖されていた。
しかし、それにしてもひどい悪路だ。
雨が降り続く中、道はドロドロの状態。
ここはさすが4WDの強み!MPVはグイグイと林道を登って行く。
たった5kmなのだが、10km以上も走ったような感覚。
国道から15分以上もかかった。
「着いたぁ〜!」と、またまた喜ぶシノ!(左写真)
「ココどこかわかる?」と、聞くと・・・
「山の中!」と、またしても自分が何処にいるのかが解からない。
ま、そんな事どうでも良いが、全員とにかく温泉で一汗流したくてたまらない。
早速、脱衣小屋へ雨の中、駆け足で行く。
真っ先に入ったのはユウちゃん。
「オォ〜!温か〜い!気持ちいい!」と、ご満悦。
乳白色のこの湯は硫化水素塩泉(硫黄泉)。
硫黄の温泉らしい良い臭いが漂ってくる。
露天風呂の向こう山奥に岩肌がにじみ出る豊富な源泉を湯貯めした湯元がある。
詳しくは知床キャラバン2003リポートを見てほしい。
次に入って来たのは、秘湯めぐりが好きなフクちゃん。
そして、初めて入るタクロー(左下写真)。
タクロー曰く、「何てハレンチな温泉なんだ!」だ、そうです。
そりゃそうだ!脱衣場は、男女別に分かれているものの、いざ浴場へ出るとそのまんまオモテである。
隣りの女風呂も敷居も低く覗き放題!
ま、都会生まれの都会育ちのお坊ちゃんにはそう思えるのだろう!
しかし、あとで聞くと、「ヤッパもう一回行きたい。」と、言う。
やはり、道央圏には無い開放感がたまらなく良かったのかも。
じゃ〜覗ける女風呂を見てみよう。
さっちゃんとシノに一応断って覗いてみると、半円形の湯壷を半分に仕切って男湯と女湯に分かれているだけ。
初めて入ったシノにも聞いてみた。
川北温泉はどう?・・・・
「乳白色の湯が何でこんな奥深い山の中にあるの?って感じ!昨日から夜通しで来たので洗顔ができてサッパリ!できました。」と、喜んでいた。
湯上り後は肌がスベスベのサラサラになると、女性人にも好評のようだ。
ま、とにかくタダでいい温泉に入浴できる訳ですからそれが何よりの醍醐味でしょう。
道東にはこういった無料露天風呂が多数ある。
この川北温泉の近くにも薫別温泉と言う秘湯もある。
道東旅行はやっぱり車(レンタカー)で来なけりゃ何も面白く無いという事に尽きる。
入浴タイムを終えて、休憩小屋に入ってしばし休憩。
旅日誌にそれぞれ思い思いの感想を記して次なる目的地知床ウトロまで行ったのだが、バケツをひっくり返したかのようなドシャブリの雨に見舞われ、オホーツク海も大荒れ(右写真)となり、明日もう一度行くことになった。
途中、腹もペコペコになったキャラバン隊は斜里町内のコンビニで食料を調達し、しばし雨宿りするハメになった。
その間の移動中、シノはチュッパチャップスを口に咥えたまま、夢の中(右写真)だった。
次も何処へ連れて行かれるのかわからないのは当然である。
次のページでは今日宿泊する川湯温泉御園ホテルを紹介します。
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