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ニセコ積丹小樽海岸国定公園 積丹岬・島武意海岸
積丹半島の最北端に突き出た岬、積丹岬。
この岬には、美しい海を眺めながらのんびり散歩が楽しめる遊歩道(右写真)があり、多くの観光客を集めています。
“さて、どのルートを行こうかな?”と案内図を眺めていると、ふと目に入った「日本の渚百選 島武意海岸」の看板(左写真)。
そう、透明度が高く神秘的な美しさをたたえる島武意海岸は、「日本の渚百選」に選ばれるほどのきれいな海岸として有名なのです。
“その美しさをこの目で見た〜い!”と全員一致で島武意海岸を目指すことに。
現在地からもすぐだし、さっそくLet's GO〜!と、勢い良く飛び出した我々、パラダイス北海道の取材スタッフの前に現れたのは、「島武意海岸トンネル入口」と書かれた真っ暗なトンネル(右写真)。
幅は、大人が二人で並んで歩けるくらいです。









出入り口から差し込む明かりだけを頼りにトンネルを抜けると、そこにはどこまでも続く青い海が(左写真)。
底が見えるほどの透明度の高さと積丹ブルーのきれいな海が目の前に一気に広がります。
暗いトンネルを抜けた後の絶景という、素晴らしい演出も手伝って、何だかとても感動です。
観光客が多いのもうなずけます。
この日は風がなく、海の波もとっても穏やか。
ここから海岸まで下りることができますが、次の目的地、神威岬に向かうため、やむなく断念。
積丹ブルーの海をもっと間近で見たいという方は、是非下りてみて!
ニセコ積丹小樽海岸国定公園 神威岬・グルメ
積丹岬から西に10kmほど進むと、島武意海岸同様、積丹ブルーの神秘的な輝きをみせる神威岬があります。
案内標識(右写真)に従って右折し、しばらく走ると広い駐車場(左写真)が見えてきました。
“この道(左写真)は一体どこまで続いているんだろう?”なんて思いながら進んでいくと、目の前に「女人禁制の地 神威岬」と書かれた入り口(右下写真)が。
「はっ!私たち女だ!」と今更ながらに思い起し、隣に掲げられている立て札の内容を真剣に読む女性取材スタッフ(右写真)。
そして、「今は、女性の通行も可能だってさ!」と喜ぶ女性取材スタッフ。
取材続行です!

神威岬には、源義経を慕っていたアイヌの娘チャレンカが海に身を投げ、その姿が神威岬の沖に立つ神威岩と化した、という伝説が残っています。
チャレンカが身を投げて以来、女性を乗せた船が神威岬沖を過ぎようとすると必ず転覆したため、1855(安政2)年まで女人禁制の岬となっていたのだそうです。
う〜ん、なんだかせつなくて複雑な気持ちになりますね。
入り口を抜けると、そこには“ここは万里の長城か?!”と言いたくなるほどの風景が広がっていました(左写真)。
どこまでもどこまでも続いているように見える道、積丹ブルーの美しい海、快晴とは言い切れない感がありますが爽やかな青空、そして日本海の荒波や潮風によって造り出された断崖。
あまりの美しさに、思わず小走りになるくらいの軽い興奮を覚えました。
神威岬の先端までは、きちんと整備された遊歩道がありますが、断崖に掛けられた橋を渡ったり、勾配を上がったり下がったりと、なかなか良い運動になります。
のんびりと潮の香りを感じながら、信じられないほどに透明な海を見ていると、ここが北国であることを忘れ、南国にいるような気分に。
自然と心が癒されていきます。

水面を気持ち良さそうに飛ぶ鳥

深いブルーやエメラルドグリーンなど
刻々と変化する海の色

沖合いに一艘の船が
海上から眺める神威岬も絶景

びっくりするくらい美しい海

切り立った断崖と積丹ブルーの海が生み出す雄大な景観
住所 積丹町大字神威岬字シマツナイ92番地
電話 0135-46-5730
営業時間
5月〜9月 レストラン / 11:00〜17:00
売店 / 10:00〜17:00
10月〜4月 レストラン / 11:00〜15:00
売店 / 10:00〜15:00
地図
公式HP http://www.shakotan.jp/
片道20〜30分くらいの心地良い散歩を楽しんで心身ともに癒されたところで、お腹が減ってきたので食事タ〜イム!
駐車場の脇に建つ「レストハウス ペニンシュラ」(左写真)で、積丹の美味しいウニやイクラを食べることに。

生うに/イクラ丼(味噌汁付)

にしんかば焼き丼(味噌汁付)
さっそく、うに&イクラがたっぷりの「生うに/イクラ丼」(右写真左)と、にしんのかば焼き&数の子をホカホカのご飯の上にのせた「にしんかば焼き丼」(右写真右)を注文。
「いっただきま〜す!」
とろ〜りとろける生うにと、プチプチ食感のイクラにたまらない魅力を覚える「生うに/イクラ丼」。
この2つが一緒になったら、もう恐いものはありません。
うにとイクラの甘味が口の中いっぱいに広がり、思わずニンマリ顔になってしまいます。
また、「にしんかば焼き丼」は、甘すぎない味付けのタレがにしんと良く合い、箸が止まらない美味しさ。
ある意味で“究極の親子丼”と言っていいかもしれません。
「生うに/イクラ丼」と「にしんかば焼き丼」は、一度と言わず二度三度と食べていただきたい逸品と言えます。
逸品と言えば、ここ神威厳岬では、積丹ブルーをイメージした「しゃこたんブルーソフトクリーム」が販売されています。
その名のとおり、クリームの色は爽やかなブルー。
一見、不思議な感じがしないでもないですが、ソフトクリームに目がない方、是非お試しあれ。

しゃこたんブルーソフトクリームに後ろ髪ひかれつつ、我々、パラダイス北海道の取材スタッフは、次の目的地で待っているソフトクリームに向けて、車を走らせることに。
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