トップページ|1ページ目|2ページ目
ニセコ積丹小樽海岸国定公園 古平〜美国海岸
余市町国道5号からから古平方面へ向かう国道229号に進路を変え、海岸ルートへ。
この海岸線を経て積丹半島、そして岩内からニセコへ行く!?「何故、こんなに遠いルートでわざわざニセコまで行くのか?」と、皆さんも疑問に思うかも知れませんが、ちゃんとした理由があるのです。
実は、小樽海岸や積丹半島、そしてニセコエリアは列記とした『ニセコ積丹小樽海岸国定公園』なのです。
小樽から積丹までの海岸、そしてその日本海を一望できるニセコパノラマライン(6〜10月末開通)、このルートは道央圏屈指の美しい景観が観られる事を以外と知らない方も多いと思います。

今にも倒れそうなタコ岩(左上写真)や沖合いに浮かぶ高さ46mもあるローソク岩(右写真)など、日本海の荒波が浸食してできた自然の造型美が見どころです。
我々、パラダイス北海道の取材スタッフも各地を廻っていますが、札幌から2時間足らずで行け、積丹ブルーとも呼ばれる海は知床にも匹敵するほどの景観の美しさや数々観光スポットはない!」と、確信しております。
海水浴や釣りなどの夏のレジャーで積丹半島を訪れる方も多くはいますが、国定公園内をぐるりと観光される方は少ないはずです。
こんな素晴らしい自然公園を紹介せずいられなかったのが本音と言ったところでしょうか。
長い豊浜トンネルを抜けたところにあるセタカムイ岩(左写真)。
この岩にはちょっとした漁師の悲しい伝説があります。











また、この地は北海道人なら誰でも知っている、あの悲惨な出来事があった地でもあります。
それは、1996年2月10日午前8時10分頃、古平町側の坑口付近において岩盤(最大高さ70m・最大幅50m・最大厚さ13m・体積11,000m3・重さ27,000tと推計)が崩落してトンネル内を走行中だった北海道中央バスの積丹町余別発小樽駅前行き路線バス(乗客18名、運転手1名)と、後続の乗用車(1名乗車)の2台が直撃を受け、20名全員が死亡しました。
その後2000年12月8日には新トンネルも完成し、安全になった訳ですが、二度とこのような悲惨な岩盤崩落事故が起きてはならないと思うのは私達だけでしょうか。
ここには慰霊碑(左写真)もあります。
立ち寄った方は是非、手をあわせて下さい。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園 美国〜積丹岬
数々のトンネルを抜けて国道229号の海岸線をどこまでも積丹岬方面へ突き進むと、前方にゴジラ岩や宝島(左写真)といった面白い名称の付いた海水浴で賑わう岩浜がある美国という小さな港町に突き当たります。
ここは、ウニやアワビ漁が盛んな街。











小樽の寿司店などでは殆どここで獲れた天然モノを使用しているなど、積丹ではちょっとした有名な町なのです。
ここでウニ丼!と、いきたいところなのですが、先がまだ遠いのでちょっと我慢して美国市街(右写真)を横目で通り過ぎることに。
突き当たりを左折して山間道路へ入り20分程走ると積丹岬。
急カーブが多いこの道を安全&エコ運転で走るシビックハイブリッド
ちなみに交差点で停止するとエンジン停止状態になり、ブレーキから足を放すと、エンジン始動するのには運転する取材スタッフもビックリ!さすが燃費の良さが売りの車である。
こうしてしばらく山道を走っていると国道229号から積丹岬に向かう道道913号線に入る案内標識(右写真)が見えてきます。
ここを右折してさらに10分程走ると、積丹岬の案内板(左写真)に従ってパーキングエリアがある急な坂道を昇ります。
無事、積丹岬到着です。
もちろんここは積丹半島の先端であります。
しかし、美しい海を眺めるには、駐車場(無料)に車を停めて、海岸まで徒歩で向かうしかありません。
コバルトブルーに輝く島武意海岸が待っています。
わくわくする気持ちを抑えながら取材スタッフは車をあとにしたのでした。
絶景の積丹岬は2ページ目をご覧下さい。
トップページ|1ページ目|2ページ目
Copyright © 2008-2010 N43net Co., Ltd. All Rights Reserved. 北海道の宿泊予約ならココ! レンタカーの完全予約サイト パラダイス北海道