◆3日目
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豊平峡ダム
中山峠から230号線を札幌方面に戻り、一路豊平峡ダムを目指す。
来る途中にあった豊平峡温泉の看板がある交差点を右折する。
豊平峡温泉を過ぎるとすぐに、豊平峡ダム、自然の村と書かれたY字交差点(左写真)が見えてくるので、ここを左折しよう。
あとは、真っ直ぐ進むとハイブリッド電気バス乗車場の広々とした駐車場が見えてくる。
駐車場から来た道の方を振り返ると、遠く山間に先のとがった山が見える(右写真)。
この山は、天狗岳(山)と呼ばれる。
天気がいい日であれば、その姿をはっきりと見ることができる。

駐車場すぐの所にチケット売り場がある。
そこでハイブリッド電気バスの乗車券を購入(左写真)して豊平峡ダムまで移動することになる。
期間 4月28日〜10月30日
時間 8:45〜16:00



バスは、駐車場と豊平峡ダム間を10分おきに運行している。
車椅子の方や、ペットの乗車も可能!

(料金 : 税込) 大人 小人 敬老割引
(70歳以上)
往復 570円 350円 460円
片道 300円 180円 240円
団体割引
(10名以上・往復)
510円 310円
障害者割引
(手帳提示・往復)
280円 170円
早速、花の絵と、豊平峡の文字が書かれた環境に優しいハイブリッド電気バスに乗り込む(右写真)。
ここ豊平峡は、支笏洞爺国立公園の北部に位置し、豊平川上流にある渓谷。
春の新緑や秋の紅葉など大自然の景観に恵まれた景勝地となっている。
いよいよハイブリッド電気バスが出発!
客席部分の窓枠やガラス等を無くし、乗客全員が景色を楽しめるような造りになっている。
心地よい風を浴びながら豊平峡ダムまでの道のりを楽しむことができる。
出発してすぐに長いトンネル(右写真)に入った。
このトンネルは、冷水トンネルと呼ばれ、中は真夏の熱い時期でも10℃以下という話。
まるで冷蔵庫の中にでも居るような涼しさ!
トンネルを出るとすぐに豊平峡トンネルが見える。
この2つのトンネルの間に架かる約100m程の橋が絶景のポイントだ!
冷水トンネルを出て右手に岩峰が特長的な千丈岩を望むことができる。
そして左手には、九段の滝(右写真)がある。
ここでバスを少々停車してくれるので、美しい景観をゆっくりと楽しめる。
豊平峡トンネルを抜けると、ダムに到着!
ここには、レストハウスや展望台、資料館やダム管理支所がある。
ただし、レストハウスの営業開始は、9月30日からとなっている。
まずは、展望台へ登って豊平峡ダムを見下ろしてみよう。
こちらが見晴らし展望台から見た豊平峡ダム定山湖(左写真)!
さらに登ると渓谷展望台もある。
豊平峡ダムは、昭和36年、37年の供水をきっかけに、供水流量の増加に伴う堤防や札幌市の急激な人口増加による水道水の確保の為、昭和47年9月に発電としての機能も兼ね備えて北海道で初めてのアーチ式コンクリートダムとして造られました。
その定山湖は、「ダム湖100選」に選ばれ、ここ一帯も林野庁の「水源の森100選」に指定されています。
続いて、豊平川や豊平峡ダムの歴史、周辺の植物や動物に関する資料を展示している「ひふみみはなめ」を紹介しよう。
この名前は、皮膚、耳、鼻、目から付けられたもの。
豊平峡の自然を五感で感じてもらいたいという思いが込められている。
1階(左写真)では、豊平川のはじまりや、川とともに発展した札幌市などの歴史を垣間見ることができる。
2階(右上写真)では、豊平峡に生息する動物や、植物を知ることができる。
その他、パソコンコーナー(右写真)や図書コーナーも設けられている。
資料によれば、札幌市の96%の世帯で、ここ豊平峡ダムの水が使用されているという。
人口160万人の生活水を補うその貯水量にも驚かされる。
2階にある展望台から見る定山湖(左写真)。
こちらも新緑が湖に写る美しい景色を一望できる絶景の撮影ポイント!
是非、ここからも定山湖を見てみよう。
快晴の中、中山峠と豊平峡ダムを満喫して汗をかいた2人。
次のページでは、一路戻って豊平峡温泉の源泉100%本物の温泉を紹介しよう。
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